「茶の湯―禅と数寄」 展示の見どころ1
相国寺承天閣美術館では10月5日より「茶の湯―禅と数寄」展を開催しております。
今回の目玉の一つが国宝の「玳玻散花文天目茶碗」(相国寺蔵)です。
宋時代 江西省吉安府の吉州窯で焼かれた小ぶりの茶碗です。玳玻(たいひ)とは玳瑁(たいまい)と呼ばれる亀の甲羅に似ていることからその名が付けられました。(図1)
また、内面には唐花文が表されており、この花文から「梅花天目」とも称されることもあります。
今回の展示では内面をより美しくご覧いただくために特殊な照明で展示しております。(図2)
このライティングにより茶だまり(内面底)が虹色に光る姿をご覧いただけます。
ぜひ御来館ください。
図1
図2
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